イライラをつかまえる
帰宅後、さて夕飯の支度だ!とお母さんが忙しい時間に、
子どもが「お腹すいた~!コーンスープ飲みたい!!」
と言ってきたとしましょう。
ところが、あいにくコーンスープのストックを切らしています。
あなたなら子どもにどんな声を掛けますか?
「もうすぐ夕飯だから我慢しなさい!」
「今ないから無理だよ」
「そんなこといいから宿題しちゃいなさい」
なんて言っていませんか?
私は全部言っていました(笑)
仕事で疲れている体に鞭打って、
夕食づくりという山に立ち向かわんとしているところで
すぐには解決できない課題を投げられたら、、、
イライラして感情をぶつけてしまう気持ち、わかります。
でも、感情をぶつけると何が起こるか。
子育て経験者ならおわかりですね。
子どものダダが確実にヒートアップします。
それを見てママのイライラもどんどん上がっていくという
負のスパイラルにはまっていくわけです。
そんな時は、「私、イライラしてるな~」という感情を
つかまえて味わいましょう。
少しだけ冷静な自分が顔を出しますよ。
共感+次の行動をセットで伝える
では、どんな言葉を返してあげると良いのでしょうか。
キーワードは「共感」です。
「そうか~。この時間だもんね。お腹すいたよね。」
「どうする?お小遣い渡すから今から買ってくる?」
「夕飯の後にデザートも付けるからあと10分我慢できる?」
など、気持ちを受け止める「共感」の言葉かけと、
次の行動につながる言葉かけをセットで伝えてあげると良いです。
穏やかな気落ちを取り戻す
共感してもらった子どもは少しずつ落ち着きを取り戻していきます。
母:「おなかすくよね~。」
子:「うん。ぺこぺこだよ~。」
母:「急いで夕飯にするね。デザートでプリン食べようか?」
子:「うん、食べる!」
子:「ママ、今プリン食べちゃダメ?」
母:「いいよ。」
というように、子どもが「Yes」と言うような質問をしてみましょう。
「Yes」と答えるうちに、受け入れてもらえたという気持ちになり、
仮に子どもの要求が通らなかったとしても、
代替案で折り合いをつけてくれることがあります。
子どもの気持ちをオウム返しするだけでOK。
共感の練習、してみてください。
自分も子どもも、穏やかな気持ちを取り戻しましょう。
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